不登校と姿勢の関係

不登校の小学生、中学生、高校生の4割に共通するのは『姿勢が悪い』という事です。

不登校と姿勢の関係

『不登校の小学生、中学生、高校生の4割は起立性調節障害である』という様な医学的な統計があります。起立性調節障害以外の自律神経機能の低下による体調不良や、起立性調節障害を診断できる病院に受診していない子供も含めれば、不登校の7割が自律神経の問題があるとも言われています。

では、その子供達の共通点は何でしょうか?いじめでしょうか?家庭内の問題があるのでしょうか?友人トラブルでしょうか?その様な問題を抱えている子もいるとは思いますが、全ての子供に当てはまるとは思えません。

不登校の子供に共通するのは『姿勢が悪い』

千葉県で姿勢の悪さと不登校の関係の関係を改善する整体のイメージ写真不登校の子供の9割以上は姿勢が悪い状態です。遊びや非行、家庭の問題など抜かせば、身体的、精神的な問題とされている不登校の子供で姿勢が良い不登校の子供を見たことがありません。

代表的な例とすれば顔が肩よりも前に出ている、頭が左右のどちらかに傾いている、背中が丸い、巻き肩になっている等です。

統計の採り方によって異なりますが、不登校の4~7割は不安感、無気力、体調が悪いなどの自律神経の働きに問題を抱えた子供です。背スジがピンッと伸びて、胸が張れている姿勢で不安感、無気力、体調が悪いなどを常に訴えるような子供を想像できるでしょうか?

 

子供の姿勢パターン

 

逆に背中が丸く、肩も前に丸まって、頭部が前に出て、下向いている、左右に傾いている様な姿勢の子供はどうでしょうか?元気そうには見えませんよね?

姿勢が良い子供で不登校になる子供は少ないという事が何となく想像できたかと思います。不登校のお子さんをお持ちの保護者の方は  是非、お子さんの姿勢を見てみて下さい。

姿勢が悪いと何が身体に起こるのか?

姿勢が悪いという事は背骨のバランス、頭部の位置が悪いとお考えください。背骨や頭蓋骨はには大切な役割があります。それは、脳と神経を守っているのです。

脳や背骨の中にある神経は身体を構成する様々な器官を動かしたり、正常な状態を保つための最も大切な器官と言っても過言ではありません。

 

背骨のバランスが悪いと神経は上手く動かない

千葉県で子供の自律神経の働きの問題に詳しい整体背骨のバランスが悪いと神経の通り道が悪くなります。または、神経が引っ張られたりする様な状態になります。当然、少しくらいの期間、神経の通り道が悪くなったり、引っ張られたりしても身体に問題は起きません。

しかし、その状態が数年~数十年続けば神経の働きは低下します。そして、その神経に支配されている器官も機能の低下を起こします。例えば血管を支配している神経ならば血管の正常な働きが徐々に低下するという事です。

そうなると結果として、その器官が働かない事により様々な症状を発生させ、最終的には『病気』になってしまいます。不登校の子供に当てはめれば、起立姿勢調節障害や自律神経失調症などの疾患になったり、無気力、不安感など『病気の前段階』の症状を発生させる事になります。

自律神経について詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください

姿勢の悪さを改善するには

姿勢が悪いという事は背骨に歪みがあるという事です。しかし、背骨の歪みを自力で改善する事は出来ません。何故ならば、背骨のどこが歪んでいるのか?どの様な歪みがあるのかを知るには適切な検査と知識、技術が必要になるからです。姿勢改善

ストレッチや姿勢矯正ベルト、矯正下着などで姿勢が良くなる事は絶対にありません。

歪みは一人ひとり違うので適切な検査と歪みに合わせた施術が必須です。

 

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